黒神×銀姫







存在を確かめるように手を強く、強く握って。







「麗桜………っ」








また、ポツリと呟く。





ピクッと、麗桜の絡めていた指が、反応したような気がした。









『ん……ぐ…』







よく、澄んだ声が響く。







あの、愛おしくてたまらない、あの声が。









蓮side-end-







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