黒神×銀姫
『……れ…ん……』
「…ー‼」
蓮は、こっちを目を見開いて見てくる。
んだよ、その珍獣でも見るような目は。
『蓮……』
「れ……いら‼」
ギュっと抱きしめてくる、蓮の背中に寝転びながら、腕を回す。
「麗桜……麗桜、麗桜……‼」
『何…?』
「無事で良かったーー‼」
蓮の、心の底からの言葉に、目頭が熱くなった。
「麗桜……」
蓮の体が一旦離れて、顔が近づいてくる…
「麗桜さーん。お薬のじ・か・・ん……」