黒神×銀姫




今までのキスと違って、角度を何度も変えてはキスをしてくる蓮。




『んっ………ぁ…』



私の声じゃないような声が口の隙間から漏れる。




私の唇を挟むように何度も、何度も。







そして、苦しくなってきた頃に、口を開けた。





すると、熱い、蓮の舌が入って来た。







『んっ…あぅ……ん……』





蓮は、私の口内を、堪能するように弄る。



“くちゅっ”という、いやらしい音が、部屋に響く。


息の限界を感じ、蓮の胸板をパシパシと叩く。




すると、それに気付いてくれて、渋々離してくれた。






『は……』



「何?キス位でそんなに息上がっちゃって。



この先何も出来ないじゃん。」







こ、この先って何だよ!!






しねぇ!!


まだ、そんなのしない!!





< 454 / 459 >

この作品をシェア

pagetop