黒神×銀姫
今までのキスと違って、角度を何度も変えてはキスをしてくる蓮。
『んっ………ぁ…』
私の声じゃないような声が口の隙間から漏れる。
私の唇を挟むように何度も、何度も。
そして、苦しくなってきた頃に、口を開けた。
すると、熱い、蓮の舌が入って来た。
『んっ…あぅ……ん……』
蓮は、私の口内を、堪能するように弄る。
“くちゅっ”という、いやらしい音が、部屋に響く。
息の限界を感じ、蓮の胸板をパシパシと叩く。
すると、それに気付いてくれて、渋々離してくれた。
『は……』
「何?キス位でそんなに息上がっちゃって。
この先何も出来ないじゃん。」
こ、この先って何だよ!!
しねぇ!!
まだ、そんなのしない!!