悪魔のようなアナタ ~with.Reiji~

4.行動あるのみ




一週間後の夜。


灯里はベッドの上で寝転びながら携帯の画面をじっと見つめていた。

――――この二日間、玲士から全くメールが来ない。


恐らくまた海外出張なのだろう。

けれど……。


「……」


あまりこちらから送りすぎるのも負担になるだろうし、明日まで待つことにしよう。

灯里は携帯を閉じ、明りを消して布団に入った。



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