悪魔のようなアナタ ~with.Reiji~
「おれはね、灯里。初めて会った時からお前に惚れてた」
「……っ!」
「お前はおれの初恋で、おれの運命の女。お前以外の女なんてハナから興味ないよ」
玲士の言葉に灯里は目を見開いた。
玲士の想いに心が震え、何も考えられなくなる。
と同時に灯里の心に一筋の不安がよぎる。
自分が抱いていた不安は、ひょっとして全く見当違いだったのではないか?
となると、自分が玲士に投げた言葉は……。
先ほど放った言葉を思い出し、灯里の背筋に冷たいものが走っていく。
そんな灯里に玲士は優しく口づけ、怖いくらいに甘い声で続ける。
「お前にここに来るなって言ったのは、帰せなくなるからだよ?」
「……っ」
「なのにお前ときたら……。オモチャにしてるのはどっちだろうね? ねぇ、可愛い小悪魔?」
玲士は長い指先で灯里の胸の尖りを弾き、足の間の花芽に繊細な刺激を与える。
灯里は身を捩らせ、腰を引こうとした。
が、玲士の腕がそれを押しとどめる。