悪魔のようなアナタ ~with.Reiji~
その言葉にどれほどの気持ちが込められているのか……。
涙ぐむ灯里の頬に、玲士はそっと唇を寄せた。
「だからね、灯里。……もう、諦めて?」
「……え?」
「おれはもうお前を帰さない。お前をここから出さない」
「……玲士?」
「そうさせたのはお前だよ。おれをここまで溺れさせたのはお前だ。責任はとってもらうよ?」
ひどく切なげな熱い瞳が灯里の胸を射る。
玲士の言葉の意味を考えようとした灯里だったが、躰を襲った衝撃に思考は一瞬で吹き飛んだ。
熱い杭が潤んだ部分を貫き、奥を穿っていく。
ぐっと力をこめて抉られ、灯里は背を仰け反らせた。
「……っ、ぁあっ……」
体の奥から快楽が湧き上がり、泉のように溢れ始める。
揺さぶられ、擦れる部分から絶え間ない快楽が全身に広がっていく。
四肢に快楽が満ち、頭の中が白くなっていく。