悪魔のようなアナタ ~with.Reiji~
体を強張らせる灯里の首筋に玲士がそっと唇を落とす。
唇は次第に下がり、それに従ってブラウスのボタンも外れていく。
玲士の腕が背に回り、ブラのホックが外れる。
やがて露わになった白い胸に、玲士はそっと指を滑らせた。
「……綺麗だね」
玲士は長い睫毛を伏せ、胸の膨らみに口づける。
両腕を掴まれた灯里はぐっと目を閉じて玲士の唇を受けていた。
口づけられた場所がじわりと熱を帯びていく。
「おれが悪魔なら、お前は小悪魔。下手したらおれよりタチが悪いかもね?」
「……っ……」
「お前、おれを一体どうしたいの。おれを溺れさせて、雁字搦めにして……下僕にでもする気?」
くすくす笑いながら玲士は灯里の胸の尖りに唇を落とす。
ざらりとした舌の感触に、灯里は思わず切ない声を上げた。
「……ぁあっ……」
「だめだよ、そんな声出しちゃ。止まらなくなる」
玲士の唇が、指が、灯里の体を快感と共に暴いていく。
灯里は与えられる快楽に身を捩らせた。