愛のカタチ
それが恋だとすぐにわかった。
一目惚れ。
君を見つけたとき、金縛りにあったんだ。
これはきっと運命だ。
――――鳩の足がピクッとうごいた。
君はそっと鳩の首に手をかける。
そして鳩はうごかなくなった――――。
ここに何分いたんだろう。
携帯の時計は7:55と告げていた。
やばい。走らなきゃ間に合わない。
そうして僕は走り出した
入学式早々遅刻なんてごめんだ。
君は、走らなくていいのかい?