私のつばさ
《ウチの友達が、佑樹
のアド教えてだって~
(^-^)》
は?誰がだょ。
《誰が?》
返信した。
メールの返信はすぐ返ってきた。
《ウチの友達だってば~♪アド教えてくれたら友達の名前教える!》
ぅざっ!
って普通なら思うけど、今日は何故かそんな気がしなかった。
《教えていいよ☆》
あ…送信しちゃった。
ま、いっか~
そぅ思い、携帯から目を離すと、
達哉がニヤニヤしながら見ている。
う゛…
『モテる奴は大変だなっ!』
達哉の方がモテるだろ?
「は?モテねえし!ってかお前いつメール見たんだよ?」
『後ろから見てたし♪まぁ頑張って~!俺も今フリーだから早く彼女作ろ!』
その時丁度、麻由からメールがきた。
《分かった~教えとく♪名前わぁ木下 咲☆ぢゃっまたねー♪》
ぢゃっまたねーだって…
何てマイペースな奴だ…
木下咲かぁ~どんな奴だろ…