愛を教えて ―番外編―
「じゃあ、結局、温水プールを貸し切りにしたんですか?」
「ああ、エステのコースもあるらしいが……どうする?」
卓巳の問いかけに万里子は笑って首を振った。
全身のエステは肌を見せないとダメなので、万里子は苦手らしい。フェイスエステは付き合いで何度か行ったというが……。
(これ以上、美しくなる必要はない。いや……美しくなりようがない、か)
結人を産んでから万里子は更に美しくなった。母性を湛えて、内面から輝きが溢れ出している。
だが、最大の理由は『夫に愛されている』という自信だろう。
「でも……温泉と聞いていたので水着は」
「それは大丈夫だ。僕に任せてくれ!」
「た、卓巳さん!?」
「君に喜んでもらえるような、ピッタリの水着を用意したんだ!」
「ああ、エステのコースもあるらしいが……どうする?」
卓巳の問いかけに万里子は笑って首を振った。
全身のエステは肌を見せないとダメなので、万里子は苦手らしい。フェイスエステは付き合いで何度か行ったというが……。
(これ以上、美しくなる必要はない。いや……美しくなりようがない、か)
結人を産んでから万里子は更に美しくなった。母性を湛えて、内面から輝きが溢れ出している。
だが、最大の理由は『夫に愛されている』という自信だろう。
「でも……温泉と聞いていたので水着は」
「それは大丈夫だ。僕に任せてくれ!」
「た、卓巳さん!?」
「君に喜んでもらえるような、ピッタリの水着を用意したんだ!」