愛を教えて ―番外編―
そういえばそうである。
まさか、いきなり万里子に――卓巳の上に跨り、自分で腰を沈めてくれ、なんて言えるはずがない。
いや、そんなことをされたら卓巳もビックリだ。
宗に電話をして聞く、と手もある。
しかし、万里子の前でやったら、恥ずかしがって泣くかもしれない。
残る手段は……。
「万里子、さっきのビデオ、巻き戻して確認する、というのはどうだろう?」
卓巳の提案に、万里子はコクンとうなずいた。
『足を広げて、しっかり見えるようにかき回せ!』
最初は自称女子高生がソファに座り、インタビューを受けている感じだった。
彼女は名前や年齢、わざとらしいギャル語を連発している。どうやら、女子高生の“ひとりエッチ”を撮影する、という目的のビデオに彼女が出演を承諾した、ということらしい。
しだいに脱いでみようか、となり、女子高生は「やっぱりイヤ」と抵抗を口にしはじめる。
――ここで、無理やり中年男が飛びかかるようなら、ビデオは消そう。
卓巳はそう思い、リモコンを手にしたが……。
まさか、いきなり万里子に――卓巳の上に跨り、自分で腰を沈めてくれ、なんて言えるはずがない。
いや、そんなことをされたら卓巳もビックリだ。
宗に電話をして聞く、と手もある。
しかし、万里子の前でやったら、恥ずかしがって泣くかもしれない。
残る手段は……。
「万里子、さっきのビデオ、巻き戻して確認する、というのはどうだろう?」
卓巳の提案に、万里子はコクンとうなずいた。
『足を広げて、しっかり見えるようにかき回せ!』
最初は自称女子高生がソファに座り、インタビューを受けている感じだった。
彼女は名前や年齢、わざとらしいギャル語を連発している。どうやら、女子高生の“ひとりエッチ”を撮影する、という目的のビデオに彼女が出演を承諾した、ということらしい。
しだいに脱いでみようか、となり、女子高生は「やっぱりイヤ」と抵抗を口にしはじめる。
――ここで、無理やり中年男が飛びかかるようなら、ビデオは消そう。
卓巳はそう思い、リモコンを手にしたが……。