大事なモノ
「そう?授業中は静かだし、休み時間も愛がいなかったら男子のグループに混ざって大人しくしてるし…」


そういえば、アイツが起こした問題(ふざけて起こした)であたしが絡まない事ないような…


綾の言葉を聞いてる内に顔が勝手ににやけてくる


「山城の愛が休んだ日の口癖知ってる?『つまんねぇ~』って。愛は知らないだろうけどさ」


「それってホントにあたしがいないからかなぁ…」


それにそれが恋愛感情と結びつくかと言えば疑問だ


「確かに本人に聞かないと分かんないけど…」


だよね…


恋愛対象としてより腐れ縁の玩具として思われてそう



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