愛を教えて ―背徳の秘書―
雪音の言葉を聞いた瞬間、彼の中で何かが弾けた。

もう一分も待てなくなり、雪音を抱き上げ寝室に飛び込む。そのまま、覆い被さるようにベッドに押し倒し、唇を重ねた。

背筋のゾクゾクが治まらない。

彼の中で芽生えた何かが宗を急き立てる。


「悪い。最初の一回は俺に付き合ってくれる?」

「え? ど、どういうこと?」

「こういうこと」


言った瞬間、宗は雪音の下着をずらし――そのまま押し込んだ。

充分に潤っていないその場所を、かなり強引に押し開いて行く。雪音は苦痛に顔を歪めた。


「痛ったぁ……ちょっと……オミくん、ずるい」

「それ……かなりヤバイ」

「オミくん?」


膝を立て、雪音の腰を持ち上げた。そのまま、ハードなリズムで突き上げる。かなりキツイ雪音の中を、宗は忙しなく出入りした。

荒い息で宗の名を呼ぶ唇を、彼は自分の口で塞ぎ、ほんのわずかな時間で彼の興奮は頂点まで高まる。

最後の瞬間は外に出すのが精一杯だった。


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