大嫌いだから、ね? ③
「違う、の。光くん、それは」
「陽菜は、誰が好きなんだよ。やっぱり、長岡なのか!」
「それとも、朝、いきなり、告白されてた斉木くん?」
「なんだ、そりゃっ!」
未来が、よけいな爆弾発言をしてくれたせいで、光くんの目がいっきにつりあがった。
怖い。
整ってるから、怒ると、怖い。
光くんが、私の二の腕をつかんだ。
「斉木に、告白されたってどういうこと! で、陽菜はなんて答えたわけ?
なんで、そう、陽菜は男にもてるんだよ。
ゆっくり病人もしてられないじゃないか」
「わ、わけのわからないこといわないで、光くん。
なんだか、熱いよ。光くん、まだ、熱あるんじゃない?保健室いったほうがいいよ。
腕離して」
「熱もう下がってきてるし、いかない。
それに、陽菜が、誰のことが好きなのか、おしえてくれるまで絶対、離さない」
「そんな!」
なんで、そうなるの。
ああ、めまいがする。頭に血が上りそう。
なんで、いきなり、そんなこと聞くの?
さっきまで、その質問していたのは、未来さんで。
彼女は楽しそうににこにこと、私たちの様子を眺めている。
「陽菜は、誰が好きなんだよ。やっぱり、長岡なのか!」
「それとも、朝、いきなり、告白されてた斉木くん?」
「なんだ、そりゃっ!」
未来が、よけいな爆弾発言をしてくれたせいで、光くんの目がいっきにつりあがった。
怖い。
整ってるから、怒ると、怖い。
光くんが、私の二の腕をつかんだ。
「斉木に、告白されたってどういうこと! で、陽菜はなんて答えたわけ?
なんで、そう、陽菜は男にもてるんだよ。
ゆっくり病人もしてられないじゃないか」
「わ、わけのわからないこといわないで、光くん。
なんだか、熱いよ。光くん、まだ、熱あるんじゃない?保健室いったほうがいいよ。
腕離して」
「熱もう下がってきてるし、いかない。
それに、陽菜が、誰のことが好きなのか、おしえてくれるまで絶対、離さない」
「そんな!」
なんで、そうなるの。
ああ、めまいがする。頭に血が上りそう。
なんで、いきなり、そんなこと聞くの?
さっきまで、その質問していたのは、未来さんで。
彼女は楽しそうににこにこと、私たちの様子を眺めている。