恋の魔法。











――由梨side――
















最低だ。















あたしは、





最低。



















神田咲哉に
心を開いてる自分がいた。













一緒にお祭り行って
楽しいなんて
思ってしまってる
自分がいた。















あたしだけが
幸せになるなんて
許されるわけないのに…。

















あたしは、

口をきくことすら
許されない。











だってヨシはもう
誰かと話すことも
出来ないんだから…。















< 57 / 157 >

この作品をシェア

pagetop