お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~
頭を抱えていたところを友ちゃんに手をひかれる。
「えっ?あたしは大丈夫だよ!」
でも悩んでいて眠れなかったなんて言えるわけなくて明るく答えた。
「いいから。」
でも友ちゃんは引いてくれずにあたしの手をとってずんずん歩きだした。
「じゃああたしも行くよ~!」
ミサトさんがそう言って席を立つ。
「あたしは萌に話があるから今は来ないでくれる?」
友ちゃんは振り返らずにそれだけを言うと再びあたしの手を引っ張っていく。
友ちゃんなんだかコワイ…
そのままあたし達は一言もしゃべらずに保健室に到着した。