お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~
保健室には誰もいなくて二人でベットに腰掛けた。
「萌はさ、一ノ宮君のことで悩んでるの?それとも麻生君?それともミサト?」
「…え?」
顔を上げると友ちゃんと目が合った。
「だってあの女おかしいじゃん。馴れ馴れしいし、仮にも一ノ宮君と付き合ってる萌に一ノ宮君の話ばっかしてさ。」
「そう…だけど。」
ミサトさんはいい人だけど正直苦手だとは思う。
でも協力するに等しいような感じな雰囲気になっちゃったし。
あーーー、もう!!!
わかんないや。
「嫌なら嫌って言った方いいわよ?あの女タチ悪そうだし?」