お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~
桐生があたしのノートを覗き込む。
「だってわかんない…わっ!!!」
顔近い//
二人で部屋で勉強しているだけだというのにちょっとしたことでドキドキしてしまう自分がいる。
「何赤くなってんだよ。他の事ばっか考えてるからバカになるんだよ。」
「うぅ…。」
桐生のくせにいつになく正論。
「だからここはこうして…。」
桐生が呟きながらあたしのノートに公式という名の何かわけのわからないものを書き連ねていく。
悔しいけど全く理解できない。
これは外国語なんでしょうか?