お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~
* 突然の告白
恭ちゃんがあたしのこと…?
いやいやそんなはずないよね?
ありもしないと考えていたことが頭をよぎる。
「俺は来栖を友達だなんて思ったことはないよ。」
「じゃあどうして?」
「ここまで言ってもわからない?」
そう言うと恭ちゃんはまっすぐあたしの方を向いた。
「来栖が…萌が好きだからに決まってるだろ?」