お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~
でもあの日から変わらないことがちゃんとここにある。
それだけであたしは十分だよ。
「そうだよ~~~!!あんまり暗い顔してると幸せがにげるぞぉ~!!」
急にハイテンションな声がして後ろから肩を叩かれる。
振り返ると…
「ミサトさん…!!」
茶髪の髪を黒に戻してうちの学校の指定服に身を包んだミサトさんがにこやかにほほ笑んでいる。
「だから~、さんはいいって言ってるでしょ!!」
「ごめんなさい。」
「謝らなくていいって。」
そう言って彼女はあたしの席の前に座った。