大人の世界
1
ドキドキドキドキドキドキ・・・
「キスなら、いい?」
「キスしたい・・・・・」
「・・・えぇ~・・・」
「でもぉ・・・・・・」
「ねぇ、しよう・・・」 「オレ、ゆかちゃんとキスしたい・・・」
そういうと、「キュウキ」は、
グッと体を近づけ・・・
左向きで寝てる、私の体を、 引き寄せた・・・
腰の当りに、 「キュウキ」の腕がある・・・!
そのまま強い力で、
「キュウキ」のおでこと鼻が、
自分の、おでこと鼻についたのが分かった !・・・
咄嗟に、
「イヤっ・・・・!」
と、顔を反らした
何故だろう・・・・・・
「なんで・・・?」 「・・・ダメ?」
吐息が、
熱い・・・・・
「だって・・・・・・・・」
「だって、、なに?」
「・・・だって・・・、怖いもん」
何故だか、咄嗟にそう言った・・・
「なにが怖いの?」 「なんも怖いことないやろうが・・・」
「大丈夫・・・」
「だって彼氏おるもん!・・・」
また、咄嗟に言った
「そうなん?・・・」
「まあ、いんじゃね?」
「彼氏だって、他の女とキスくらいしとるか もよ」
そうゆうと、意地悪そうに、ニッと笑った・ ・・
「そんなことないもん・・・」
そうゆうと、距離を置いてる彼氏を思った・ ・・
「キュウキ」の言葉がまた頭を繰り返した・・ ・
「ゆかちゃん・・・・・」
「しよ・・・大丈夫・・・」
「ゆかちゃん・・・」
「ゆーかっ。」
そういうと、
私は初めて、チラッと、「キュウキ」の目を 見た
「キュウキ」もじっとこっちを見てる・・・
耐えきれず、 また、反らす・・・
「ゆかちゃん・・・」
甘い声が、囁く・・・・
「大丈夫・・・、ゆかちゃん・・・」
「ねっ?」
「・・・いい?」
「いいやろ?・・・」
「ゆか・・・・・・」
そうゆうと、「キュウキ」は・・・
グッと、唇を押し当ててきた・・・
下を向いてる私の顔を・・・
唇で、押し上げるかのように・・・
「・・・んっ!」
思わず私は、 声にならない声をあげた・・・
「キュウキ」の唇は柔らかく、 だんだん、激しくなっていく・・・
私は、胸の奥が、 グッとなり・・・
その胸の奥からまた、熱くなっていくのも 分かる・・・
だんだん、鼓動が激しくなり・・・ 息苦しさで、
声が、出そう・・・・・!
「ァ・・・!」
思わず、かすれた声が出た・・・!
すると「キュウキ」の手が、
私の胸にきたのが分かった・・・!!