君とタイムトラベル☆~過去からの手紙~
軽くお辞儀をして拓登の家を急いで出た。
泣き顔なんて見せたくなかった。
だって見せたら、弱みを見せてしまう事になるから。
今の拓登には
そんなあたしの姿は見せられない。
みんなみんなおかしいよ。
だって拓登は変わってしまった。
あたしの知ってる拓登は、何処にも..いない。
走るスピードを緩めて、歩きに変わって何分くらい経っただろう。
もうすぐ自分の屋敷の近くまで来た時だった
「って!王麗さん!」