君とタイムトラベル☆~過去からの手紙~
残り一時間の授業もだらだらと聞いてるうちにあっという間に終了してしまい、
気付けば放課後になっていた。
SHRは既に終わり(全く記憶にないんだけれども)今から
それぞれが割り当てられた場所で掃除が始まる。
教室ではもう始まっていて、箒で掃いたり、黒板を拭いたりと、既に始まっている。
だけれどもあたしは確か..そこまで思っていた時に声をかけられた。
振り返ると、小西さんが少し怖い顔であたしを見る..というよりも睨むの方が正しいかしら?
「何かしら?」
とりあえず笑顔を作って質問すると、小西さんは更に顔をしかめて続けた。
「今週掃除がないの、知ってる?」
それなら..