イケメン殿様と平凡少女
夏祭り
――――…
「さあ~萌絵ちゃん!
朝だよーっ!
モスケもさっさと
起きな!!」
あたしがとばされてきて
もう3日がたった。
あたしもこっちの生活には
慣れ始めた頃だ。
まず朝はおばちゃんが
起こしてくれる。
あたしの仕事は
朝ごはんを
作ることから始まる。
「ほらモスケ!
もうごはんできるよ!」
「ん~…」
「しゃきっとしな!」
「ったく…
隣で若い娘が寝てて
ぐっすり寝れるわけ
ねえだろうが…//
今まで隣は
母ちゃんだったのに…」
「モスケ何か言ったぁー?」
「なっ!
何も言ってねぇよ!!//
早く飯っ!!」
「何よ偉そうにー」