イケメン殿様と平凡少女
「はしゃぎすぎだよ」
「すごいなこれは!
モエも写してやろう」
「ちょっ、やめてよ!」
「遠慮するな!」
「あたしはいいってば!」
「いいから動くな!」
「はい!
もう没収ー!」
「あっ!
何をする!
返せ!」
「いやこれあたしのだし!」
「いいから渡せ!」
「ちょ、やめっ…」
ドタバタバタン!
「!!」
「!!」
あたしが取り上げた
デジカメを取り返そうと
殿が暴れたおかげで、
あたしは殿に
押し倒されたみたいに
なってしまった。