モノクロ~光の導く方へ~
「可愛いっつうより、美人?」
「マジかよ?!俺も見たかったなぁ」
美人と聞いて更にテンションの上がる陽に、海翔は苦笑。
「ボスの頼みだし、何とか探してみるわ」
彼方の言葉に、「悪いな」と返し…先程までここにいた翼に思いを馳せる。
きっと何かを抱えている翼。
この時はまだ、その何かを気になっているだけだと…海翔自身は思っていた。
桜井海翔…
朱雀というチームのヘッド。
昴、陽、彼方は朱雀の幹部。