モノクロ~光の導く方へ~

翼自身気付いていなかった。

海翔を思い出している時、虚ろだった瞳に光が射していたのを、、、

そして、これから自分の運命が変わっていくことを、、、

眠りに入りながら、無意識に呟いた言葉を、、、

翼は気付いていなかった。

「…また、会いたい」

運命の出会いというべき2人の物語が、動き始めた。

翼も海翔も、気付いていない。


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