セカンド・サラン~年下君に恋して~
「昨日、飲み会があって…彼女、終電なくなっちゃって…」

てことは、泊まったってこと?

「私、もう帰るから…ジョンフン、ありがとう。じゃあ。」

そう言うと、彼女は一礼して帰って行った。

「いいの?」

「うん。電話してくれたらよかったのに。」

「そうしたら、断れたものね。」

「愛さん…」

嫌な女になりたくなかった。でも、心と裏腹に、

頭の中では、言葉は止まらなくなっていた。

どうして、彼女がジョンフンちに泊まったの?

まさか、元カノ?

そうなんだ。

別れてないみたいね。

見たらわかる。

寝たの?

そう。

私に本気って…二股なの?

別にいいのよ。こっちはバツイチなんだし…
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