セカンド・サラン~年下君に恋して~
「とにかく、中に入ろう。」

自分がどんな顔してるのか、

わからなかった。

ジョンフンは、ただ決まり悪そうに、

私をソファーに座らせた。

ベッドを見る。

きれいに整えてある。

昨日の証拠はみつからない。

「ねえ。

 彼女のこと、もっと教えて。」

「え?」

「だから、その。

 付き合ってるの?」

「別れた···かな。」

「かなって、何?

 いいのよ。本当のこと言って。

 わたしだって、

 夫がいたんだし。」
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