セカンド・サラン~年下君に恋して~
「佐伯。いいんやな。」

ホテルの部屋にいた。

こくんと、うなづくしか他になかった。

「オレは、お前がずっと好きやった。」

私は…

よくわからない。これでいいんやろか。

先に頭に浮かんだのは…、タクミじゃなくて、ジョンフンだった。

あんな、別れて方をしたけど、嫌いになったわけじゃない。

でも、北原君の包みこむような愛情?に寄りかかってみたかった。

タクミは、きっと北原君を選べっていうかな。

彼を受け入れて、後悔しないだろうか?

彼を傷つけはしないだろうか?

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