セカンド・サラン~年下君に恋して~
「出ましょうか。」

「うん。おなかすいた。」

「何食べたい?」

「うーん、焼き肉!」

「即答ですか。」

「やっぱ、おなかすいてる時は、

 焼き肉でしょ。」

「しばらく行ってなかったな。」

「だったら、あそこ、行く?」

「うん。なんとなく最初からわかってた。」

「今日は、おごるよ。」

「あら?いつもおごってくれるんじゃなかったっけ?」

「そうだけど。なんかつい・・・」

「え?最近おごってなかったとか?」

「そうかな。」

「よかった!」

「何が?」

「なんでもない。」
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