セカンド・サラン~年下君に恋して~
朝早く、目が覚めた時には、ベッドの上にいた。

もちろん、隣にジョンフンが…

丸い背中をこっちに向けて。

その背中の形にあわせて、くっついてみた。

なんか、安心するなーこの背中。

突然、背中に潰されそうになった。

苦しい!

「お、おはよう…

 ジョンフン!潰されるかと思ったわよ。

 パンダの赤ちゃんなら死んじゃうんだからね!」

「ゴメン、ゴメン。

 こっちにおいで。」

両手を広げて、でも目は眠たいまま誘ってる。

そうっと胸に顔を埋めた。

「よしよし。」

ジョンフンのかすかな匂いを鼻先に感じ、

朝だというのも忘れたい気持ちだった。

「ジョンフン。」

「なんだよ。」

「ジョンフン。」

「んん?」

こうして、甘やかしてくれる時が、

一番幸せだった。

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