セカンド・サラン~年下君に恋して~
「ジョンフン、愛です。

 会いにきました。」

「わはは。ウケル!」

あの、ウケるところじゃないんですけど・・・

「待ってたよ!

 愛さん。今日、女らしい。」

「そ、そう?」

「いつも、きりってしてるから。」

「そうだっけ。

 仕事の時のこと言ってるの?」

「うん。仕事もそうだけど、

 なんか、今日は、いつもと違う感じ。」

「かわいいよ。」

「いきなり、何?」

「だって、待ち切れなかったんだよ。」

「いつから、そんな甘い言葉言えるようになったの?

 あやしい!」

「すぐ、そうやって、変なふうに考えるの、

 よくないよ。

 かわいいって言われたら、

 喜びなよ。」

「だって、慣れてないもん。」

「これから、どんどん言ってあげようか。」

「もう、ジョンフンこそ、今日はいつもと違う!」

< 130 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop