セカンド・サラン~年下君に恋して~
「で、せっかくかわいいんだけど、

 それ脱いで!」

「え?」

な、何言い出すのよ。

もう、さっきから、

ドギマギすることばっか・・・

「じゃーん!」

「何?

 テニスウエア?」

「そう。

 今日は、テニスしよ!」

「どうして、言ってくれなかったの?」

「靴もあるよ。」

「ええ?」

「さ、さ。着替えて。」

「テニスなんて、もう十年くらいやってない・・・」

「大丈夫、できるって。」
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