セカンド・サラン~年下君に恋して~
「わかってるさ。」

そう言うと腕をそっと振り払い、

まっすぐ私の目を見た。

「今日は、おあずけ。」

「どうして?」

「タクミさんのところに、挨拶に行きたい。」

「ええ?タクミ。お墓にいないよ。」

「うん。でも、けじめだから。今度の休みに連れってくれる?」
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