セカンド・サラン~年下君に恋して~
20章 指輪
私も、タクミのお墓に行くのは、
久しぶりだった。
両親によって、手入れされてるのが、
よくわかった。
ジョンフンは、持って来た白い花を
お墓に供えると、
手を合わせた。
そして、
今度は声に出して言った。
「タクミさん。愛さんのこと、もう心配しないでください。
彼女のこと、まだまだタクミさんほど分かってないけど、
僕が守ります。だから、まかせてください。お願いします。」
私は、ひとり勝手にタクミにバイバイした自分を恥じた。
ジョンフンの言葉。
うれしかった。
そして、薬指に指輪。
この間、私が置いていったものとは、違った。
「ジョンフン、これ・・・」
「うん。こんどこそ本物。だから僕にも。」
指輪と左手を差し出した。
私は、ジョンフンのやわらかい手を握った。
そして、指輪をはめた。
久しぶりだった。
両親によって、手入れされてるのが、
よくわかった。
ジョンフンは、持って来た白い花を
お墓に供えると、
手を合わせた。
そして、
今度は声に出して言った。
「タクミさん。愛さんのこと、もう心配しないでください。
彼女のこと、まだまだタクミさんほど分かってないけど、
僕が守ります。だから、まかせてください。お願いします。」
私は、ひとり勝手にタクミにバイバイした自分を恥じた。
ジョンフンの言葉。
うれしかった。
そして、薬指に指輪。
この間、私が置いていったものとは、違った。
「ジョンフン、これ・・・」
「うん。こんどこそ本物。だから僕にも。」
指輪と左手を差し出した。
私は、ジョンフンのやわらかい手を握った。
そして、指輪をはめた。