セカンド・サラン~年下君に恋して~
所長が到着して、会が始まった。

立花君が乾杯の音頭をとると、

さっそくイム君の自己紹介になった。

「えー。建築の勉強はしてましたが、

 仕事は初めてです。

 ここに来る前は、テレビの仕事、といっても、

 アルバイトの延長で、ADをしてました。
 

 実家を継ぐことになると思うので、しっかり仕事を覚えたいです。

 よろしくお願いします。」

パチ、パチ、パチ。

「えっと、質問がある人は、どうぞ~。」幹事が女子のほうを

ちらちら見ながら言った。

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