セカンド・サラン~年下君に恋して~
といっても、お酒も入らぬうちから、

何か言いだす者もいなくて、

そのまま、飲み会になっていった。

すると、美奈子がビールを持って

イム君のところにきた。

「本間美奈子です。よろしく。ビールでいいかしら?」

「はい。」

「あの。イム君なんで日本の会社に?」

「日本に留学したから、そのままって感じかな。」

「でも、もっと大きい会社でも入れたんじゃない?」

さすが美奈子。聞きたい事を聞いてくれる。

「ええ。でも、大きい会社だと部分的になってしまうと思って。」

「で、うち?」

「あ、いい意味で、いい会社だと思って。」

「そう。私もまだわからないことが多いけど、

 いっしょにがんばりましょうね。」

 
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