セカンド・サラン~年下君に恋して~
つきあえば、つきあうほど、

彼のことが好きになっていった。

とにかく一緒にいて、楽しいし、

会話の間がいいというか、

気が合うって

ただそれだけで済む関係でもおかしくない。

なのに、

私のこと、彼女って紹介できる?

聞いてみたいけど、聞けない。

でも、そんなことどうでもいいや。

こうして、堂々と街を歩いてくれるだけで。

つきあいはじめてわかったことは、

案外、芯は男っぽいところがあった。

かわいい顔に似合わず、

男らしく振舞ったりするところ。

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