夕方に真香が言っていた『上位にさせる』って…
最下位だった俺を?
一体どうする気だ?

「啓太…こないだ助けてくれた時、なんであそこにいたの?」
「コンビニの帰りだったんだ。そしたら声が聞こえたから行ってみたら真香が襲われてたから…」
「そうだったんだ…え?じゃあ家近いの?」
「うん。真香の家から歩いて2分で俺ん家つくよ」
「えっ?!そんなに近いの?」

凄く驚いた顔で俺を見る

「そんなに驚く?」
「ううううううううん」
「それは…どっち?」
「おおおお驚き?」
「なんでそこで疑問系なの」

クスっと笑うと顔を赤く染める真香


なんでこんな可愛い反応するんだよ…



って…何言ってんだ?
あーもう!!!!!
自分がわかんねぇ!!!
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