虹

｢クラスの皆がくれました｣

ドサッと机の上にお菓子をおいた

｢…すごい量だよね｣
｢だな…｣










｢じゃぁ…今日も勉強、お願いします｣
｢はーい｣

昨日のように机をつけようとした瞬間だった

｢あっ悪ぃね、今日はもう先生帰んなきゃいけないから～ゴメンな～｣

担任が家の用事があるらしく
教室がつかえなくなった



｢どーする？｣
｢…啓太の家で勉強しよっか｣
｢えっ!?｣