虹
真香side
いきなり啓太に信じがたい話を聴かされた
気づけば周りに保険医はいなくて
友達もいなかった
しばらくすると保険医の先生が包帯を手に戻ってきた
「先生…」
「ごめんね~、包帯きれちゃってたから取りに行ってきたの。さっき香川君となんか喋ってたみたいだけど盗み聞きしてないから」
「大丈夫ですよ」
私の手に包帯をぐるぐる巻いていく
「じゃ戻りますね。ありがとうございました」
「大丈夫なの?」
「はい。これくらいで負けてられませんから」
「でも…」
「大丈夫です」
こんなバカなことするなら
真っ正面から言ってくればいいのに
こんなセコい事してくる奴になんか負けてられないよ
いきなり啓太に信じがたい話を聴かされた
気づけば周りに保険医はいなくて
友達もいなかった
しばらくすると保険医の先生が包帯を手に戻ってきた
「先生…」
「ごめんね~、包帯きれちゃってたから取りに行ってきたの。さっき香川君となんか喋ってたみたいだけど盗み聞きしてないから」
「大丈夫ですよ」
私の手に包帯をぐるぐる巻いていく
「じゃ戻りますね。ありがとうございました」
「大丈夫なの?」
「はい。これくらいで負けてられませんから」
「でも…」
「大丈夫です」
こんなバカなことするなら
真っ正面から言ってくればいいのに
こんなセコい事してくる奴になんか負けてられないよ