虹
ご両親にバレたのかと思った
「あ~っ夏服短かっ!」
スカートの裾を抑えながら
階段を降りてくる真香
「っ///」
可愛い…
「あ、啓太おはよう♪」
タッ
俺の方に飛んできた
え?
「おはにょ~」
「あっぶね!」
猫のように頬を擦り付けてくる
「おはよ」
頭をポンポン撫でると
嬉しそうな顔してくる
「はっ!!!」
真香のご両親がいる前で…
「もしかして、啓太君と?」
これは…正直に言った方が…
「お母様、お父様、この度、真香ちゃんと、…おつき合いさせてもらってます」
「「…まじでか!!!!」」