ひだまりシュガー2 ~イケメン達との恋と友情~





「あのね、ちゃんと話したくて」



ドキドキしながら、声を絞り出す。




「何を話すの?」



冷たくそう言ったユッキーを見て、涙が溢れそうになる。





楽しかったのに。


全部嘘なの?


楽しい時もあった?


私達と一緒にいて、楽しいって思わなかったの?







「どうして・・・・・・私達に近付いたの?」



「別に、もうどうでもいいじゃん」





目をそらすユッキー。






「小早川の噂って、ユッキーが言ったんじゃないよね?」




「・・・・・・」




黙り込むユッキー。






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