ひだまりシュガー2 ~イケメン達との恋と友情~
「先輩にお願いしてみます。小早川先生のこと」
ユッキーは、携帯をポケットから取り出してメールを送信した。
さすがに女子高生のメールを打つスピードはすごい。
陽菜は俺の前では携帯を触らないから。
「送ったのか?」
「はい。どうなるかわかりませんけど」
「ありがとう。もしそれでまたいじめられるようなことがあれば、俺に言ってくれないか」
俺が間に入ることで陽菜が嫌な思いをするかもしれない。
でも、陽菜に全部任せることはできない。
陽菜は受験生。
それに、陽菜は大事な俺の彼女。
頑張りすぎる性格を知ってるから。