ひだまりシュガー2 ~イケメン達との恋と友情~
「これ、連絡先。何かあれば電話して」
俺は、携帯番号だけを教えた。
「はい。ありがとうございます。もし、先輩にひどいことされそうになったら一緒に来てもらえますか?誤解だって話して欲しい」
「ああ。俺の責任だし。俺から話してもいいと思ってるから」
数分後に先輩という人から電話がかかってきた。
不安そうに電話に出たユッキーはすぐに泣き出した。
電話の向こうから
大きな怒鳴り声が聞こえた。
言葉遣いがひどかった。
“わかってねぇな、お前”と言う声が聞こえた。
俺はユッキーに目配せをして、電話を代わってもらった。
「もしもし。清水晴斗です。少し話してもいいですか?」
急に声が小さくなった先輩。
周りには友達がたくさんいるようだった。