ひだまりシュガー２ ～イケメン達との恋と友情～

「わかってくれましたか？お願いですから、小早川先生の噂が嘘だと言ってもらえませんか？もし、これからも続けるなら、新井先生に連絡を取って彼女からあなたに注意してもらいます。こんなことを知ったら、新井先生は悲しむと思いますよ」






そう話した数分後に、ネット上に、小早川先生が生徒に手を出したという噂は嘘だったという書き込みが上がった。




それを見たユッキーが隣で泣き崩れた。






「ごめんなさい。本当にごめんなさい」




「いいよ。よく勇気を出してくれた。ありがとう。でも、これであの人達が大人しくなるとは思えないから、また何かあれば言ってくれ」



「はい。ありがとうございます」







俺は、このことは陽菜には内緒にして欲しいとお願いした。




その方がいいと思った。



これで、小早川先生が高校に戻ってきてくれるといいんだが。






ユッキーが落ち着くまで隣に座っていた。