ひだまりシュガー2 ~イケメン達との恋と友情~






「小早川先生、クビになるのかな」




そう言った後に、大粒の涙をこぼした亜沙子。




私は亜沙子を抱きしめることしかできなかった。



何も言えない。








生徒に手を出した?




そんな噂、

嘘だよ。






ただ、愛し合っているだけ。




お互いを大事に思っているだけ。






それがいけないことなの?






教師だから?



だから、だめなの?






「どうしよう」



「亜沙子のことは私が守るから」






私も亜沙子もユッキーの名前は口に出さなかったけど、きっとユッキーが発信源であることはわかっていた。













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