向日葵と王子様
そんなこと考えてたら

どんどん近づく青木の顔。

「近っ…いんだけど」

あたしの抵抗は

無駄で 鼻があたっちゃう距離。

息がふいにかかる…

二人の唇が触れそうになった時、

「なーんてなっ
嘘だし!
もっと 抵抗しろよ」

ばかじゃん あたし。

ありえないし。

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