向日葵と王子様

それから長い時間、

青木と子犬ちゃんとあたしで遊んだ。

「そう言えばさ、
こいつ 名前ないよな...」

もともと 子犬ちゃんは

捨てられてたし、名前がないのは当然。

「子犬ちゃんって女の子なのかな?
それとも男の子?」

「...男。」

視線の先には、子犬ちゃんの子犬があって。

「〜で、どうするわけ?」

男だったら〜うーん。なんだろ。

「あっ!マシュリーは?」


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